就業規則は定期的にメンテナンスを行ない、必要に応じて改正・変更していく必要がありますが、せっかく改正・変更するのなら、少しでもメリットの多い内容にしたいものです。
会社も従業員もトクをする改正・変更というものは、あるのでしょうか?
まず、考えられるのは、就業規則の改正・変更にともなって、助成金を受けるということです。
助成金にもさまざまな種類がありますが、厚生労働省管轄の助成金は、就業規則の内容に関わるものが多く、就業規則を改正・変更することが助成金を受ける要件のひとつになっているケースも、たくさんあります。
主な助成金としては、定年延長や高齢者の就業に関するもの、
育児・介護制度の実施やパートタイマーの雇用改善に関するもの、
などがあります。